阪神 中野が山形県スポーツ栄光賞授与式に参加 山形県民へ「憧れてもらえるように、自分も頑張りたい」
阪神の中野拓夢内野手(27)が4日、山形県庁で山形県スポーツ栄光賞授与式に参加した。来庁時には職員や県民ら約100人がお出迎え。吉村美栄子県知事から記念の盾や山形県産米の雪若丸20キロが贈られた。
「まずは、スポーツ栄光賞を受賞できたことをうれしく思います。誰もが受賞できる賞でもないので、自分としてもうれしく思っていますし、さらに頑張らないといけないなという気持ちになりました」
プロ野球選手が同賞を受賞するのは、史上初。中野は昨季の活躍により「天童市市民栄誉賞」や「岡崎市市民栄誉賞」、東北福祉大の「特別功労賞」も受賞している。
中野は23年3月のWBCで侍ジャパンに選出され、世界一に貢献。阪神では二塁手としてフルイニング出場を果たし、38年ぶりの日本一に貢献した。
「成績が出なければ、こういう賞をいただけることもないと思います。こういう成績を残した時に、こういう賞をいただけることが本当に自信になる。この成績に満足することなく、もっといい成績を残して、もっといい賞をいただけるように頑張っていきたいなと思います」
地元の山形では阪神ファンが増えていると実感している。この日も阪神のユニホームやグッズを身につけた県民が激励に訪れていた。山形県民へ「皆さんに元気を与えれるようなプレーを今後もやりたいと思いますし、もっともっと山形から熱いご支援をいただけるよう、そしてたくさんの子どもたちが山形で野球をして、プロ野球選手になってもらえるように、憧れてもらえるように、自分も頑張りたいと思っています」とメッセージを送った。
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