阪神 ドラ1・下村が見せた驚異の柔軟性 浮き上がるように伸びる最速155キロの源 トレーニング指導で披露
阪神の新人選手が10日、甲子園球場などの施設見学を行い、トレーニング指導も受けた。室内練習場では各選手がウオーミングアップを行った中、ドラフト1位の下村海翔投手(青学大)が抜群の柔軟性を披露した。
しっかりと両足を真横に開き、股関節の柔らかさを感じさせた下村。174センチと小柄ながら最速155キロをたたき出す原動力の一つが、柔軟性と考えられる。投球フォームでは上半身も含め、関節の可動域が大きい方がより大きなエネルギーを生み出すとされており、故障防止にもつながる。
トレーニング施設なども見学し「ワクワクして見てました。楽しかった」と語った下村。低めのストレートが浮き上がるように延びてくる独特の軌道も、抜群の柔軟性によって生み出されたものかもしれない。