元阪神・北條 社会人野球で再出発 三菱重工West内定 新たな経験は「僕の人生で絶対プラスに」

 三菱重工Westに内定し、ガッツポーズする北條(撮影・石井剣太郎)
 ユニホームを手にする北條
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 阪神から戦力外通告を受けた北條史也内野手(29)の社会人野球・三菱重工West入りが内定したことが27日、分かった。この日、明石市内にある同チームを初訪問。グラウンドや室内練習場を見学し、「楽しみです」と心を躍らせた。虎では11年間プレー。ファンへの感謝を口にするとともに新たなステージでの活躍を誓った。背番号は「23」に決まった。

 紺色スーツの北條は晴れやかに新天地へ足を踏み入れた。次のステージに選んだのはNPBでも独立リーグでもなく社会人野球だった。強豪・三菱重工West入りが内定し、「また野球ができる。楽しみです!」と喜びをかみしめた。

 「社会人というのは経験していない世界なので。また違う野球を見られるかな、僕の人生で絶対プラスになるかなって思いました」

 NPBでは虎一筋11年間プレー。10月3日に戦力外通告を受け、他球団からのオファーを待つ日々が続いた。11月に入り、同じ境遇の選手の移籍先が決まるニュースに触れ、徐々に気持ちは切り替わっていったという。同チームの大川広誉GMから「欲しい人材」とラブコールを送られ、「ありがたい話。欲しいって言われたところに行くのがいいと思いました」と決断した。

 背番号は「23」に決めた。虎でも背負った「26」も候補に挙がったが「新たな気持ちで」と選択。憧れのヤクルト・山田がかつてつけた番号でもあり「かっこいいと思う」と笑った。

 帰国中の藤浪からも刺激を受けた。同期入団で唯一の同学年。食事の席でメジャーと日本の違いを聞き、「あいつはアメリカの方が合っている。応援しているし、でも僕もまだ野球ができる」。ユニホームを脱ぐまで、まだまだ切磋琢磨(せっさたくま)するつもりだ。

 今後は虎の選手会納会に出席し、チームメートに別れを告げる。11年在籍し、ビールかけができなかった心残りはあるが、気持ちは前だけを向いている。「都市対抗、日本選手権とか注目度がありますし、大舞台で頑張っている姿を見せたい」。応援してくれたファンにも感謝を口にした。

 「プロじゃないですけどまた応援してもらえたらありがたい。また応援してほしいなって、心から思います」

 この日はチームメートと初めて顔を合わせ、グラウンドや室内練習場を見学した。「新鮮な部分もあるし、楽しみだし、良かったと思います」。甲子園から明石へ。北條の新たな野球人生が始まる。

 ◆北條 史也(ほうじょう・ふみや)1994年7月29日生まれ、29歳。大阪府出身。177センチ、80キロ。右投げ右打ち。内野手。光星学院から12年度ドラフト2位で阪神入団。15年5月28日・楽天戦(甲子園)に代打で1軍初出場。今季は2軍で78試合に出場し、214打数50安打、打率.234、2本塁打、19打点。10月3日に阪神から戦力外通告。

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