阪神・高橋「感覚的に良かった」術後初めて捕手座らせブルペン投球 「ほぼ全力」で20球

 6月に「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受け、来季は育成契約となった阪神・高橋遥人投手(28)が18日、鳴尾浜で術後初めて捕手を座らせてブルペン投球を行った。

 「思ったより全然良くて、立ち投げの時より感覚的に良かった」

 最高気温11度。寒風吹きすさぶ中での投球だったが、想像以上の好感触に充実の表情を浮かべた。直球に、ツーシームとカットボールを1球ずつ交えて計20球。「ほぼ全力」で投じ「(患部の)硬さがとれてきて、それがボールにも直結してるなと感じながら。硬さだけとったら、上がっていけるかなと思います」とうなずいた。

 今後も間隔を空けながら、慎重にブルペン投球を重ねていく。虎党が待ち望む完全復活へ、うれしい前進だ。

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