プロ初先発の阪神門別がピンチで連続奪三振 打線は九里に五回完全投球で援護できず
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「広島東洋カープ-阪神タイガース」(30日、マツダスタジアム)
プロ初先発のマウンドに立つ阪神ドラフト2位の門別啓人投手(19)が、再びピンチを切り抜けた。
四回に2本の安打で1死一、三塁とされるも、末包、デビッドソンを連続で空振り三振に斬って、この回も無得点で切り抜けた。
門別は二回にも先頭の秋山、末包に連打を浴びるなど、1死一、三塁のピンチを招くも、会沢を遊撃への併殺打に斬って得点を与えなかった。
門別は15日の広島戦で2番手としてプロ初登板を果たし、3回6安打3失点のデビュー。高卒新人がプロ初先発で初勝利を挙げれば、球団では1983年の御子柴進以来、40年ぶりとなるが、広島先発の九里を前に打線が五回まで完全投球、毎回の9奪三振を奪われ、援護することができていない。