阪神・森下 田淵超え球団新人最多10死球「警戒されるバッターに少しずつなっているのかな」

 「読売ジャイアンツ6-9阪神タイガース」(26日、東京ドーム)

 攻めの姿勢は崩さない。阪神・森下の逃げない心が、大先輩を超えた。通算10個目となる死球を受け、1969年の田淵幸一を抜き、球団新人記録を更新。強打者として認められつつある内角攻めに、どっしりと構えた。

 「大学時代からデッドボールは当たりやすい方だったので。そこの慣れはある。インコースを攻められているということなので、相手からも警戒されるバッターに少しずつなっているのかな」

 初回1死二塁の場面。カウント1-2からの4球目、巨人・横川が投じた内角直球が左脇腹付近のユニホームをかすめた。体をねじり直撃は避けて大事には至らず。食らいつく積極的な姿勢で好機を広げた。

 徹底マークにも打撃フォームは乱れない。七回には2死一、二塁から中前適時打を放つと、九回にも2死走者なしで投手への内野安打を放った。3試合連続のマルチ安打に「センター返しができているのが一番あるかなと思います」と冷静に分析。度胸満点の森下のバットが、さらにチームの勢いを加速させる。

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