神宮球場に怒号飛び交う 近本の右脇腹付近に死球 骨折して登録抹消になった箇所 虎党から強烈なブーイング

 3回、死球を受ける近本(撮影・高部洋祐)
 3回、死球を受ける近本(撮影・棚橋慶太)
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 「東京ヤクルトスワローズ2-4阪神タイガース」(23日、神宮球場)

 阪神の近本光司外野手が三回の第2打席で右脇腹付近に死球を受けた。その直後、神宮球場には怒号が飛び交い、一時騒然となった。

 1死二塁で迎えた打席。ヤクルト・小沢の直球が引っかかって近本の右脇腹付近へ。幸いにもユニホームをかすめた程度だったとみられるが、死球を受けて登録抹消となった右脇腹付近だけに、スタンドからは怒りの声が飛びかかった。

 近本が一塁へ向かう際には球場全体が騒然とした雰囲気に。虎党からはブーイングが起こった。

 近本は2日・巨人戦で死球受けて右肋骨を骨折。4日に登録を抹消され、11試合を欠場した。2軍でのフリー打撃やシート打撃を経て19日に1軍合流。後半戦開幕となる22日・ヤクルト戦から「1番・中堅」でスタメン復帰していた。阪神からすれば、頼れるリードオフマンが帰ってきた直後だっただけに、ヒヤリとするシーンだった。

 近本はその後も出場を続け、七回には長岡の打球を好捕するなど躍動。チームの後半戦初勝利に貢献した。

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