阪神が今季初の4連敗で首位陥落危機 鬼門ハマスタで12連敗の悪夢 打線組み替えも起爆剤にはならず伊藤将を見殺し

7回、自軍の攻撃終了後にグラウンドを見つめる岡田監督。右は森下=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
7回、空振り三振に倒れる大山(撮影・金田祐二)
 6回、牧(後方)に中越え適時二塁打を打たれた伊藤将(撮影・堀内翔)
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 「DeNA2-0阪神」(24日、横浜スタジアム)

 阪神は今季8度目の完封負けを喫し、初の4連敗。鬼門・横浜スタジアムで球団ワーストをさらに更新する12連敗となり、2位・DeNAには0・5ゲーム差に迫られた。25日の同戦に敗れると首位陥落という危機に立たされた。

 先発の伊藤将は初回に佐野の適時打で先制点を失うと、六回には牧の中越え適時二塁打で致命的な追加点を奪われた。ただいずれのイニングも最少失点に抑え、7回6安打2失点と試合は作ったが、打線の援護に恵まれず今季2敗目。これで5月18日・中日戦で今季2勝目を挙げて以降、5戦連続で白星から遠ざかっている。

 打線は相手先発・東の前に沈黙。最大の好機は1点を追う二回、先頭・大山、続くミエセスの連打で無死一、二塁とチャンスを作った。しかし走者を進めることすらできず無得点に終わると、東を勢いづかせてしまった。九回も無死一塁の場面で渡辺諒が最悪の併殺打に倒れた。

 阪神打線は6月に入り試合前までチーム打率・213でセ・リーグ最低とどん底の状態に陥っている。この日は佐藤輝とノイジーを外し、渡辺諒とミエセスを起用したが、起爆剤とはならず。復調の糸口がなかなかつかめない中、痛い4連敗となった。

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