阪神・ドラ1森下 凱旋打!両親の前で今永撃ち 昇格即スタメン&地元・横浜で初安打

 「DeNA3-1阪神」(23日、横浜スタジアム)

 次へとつながる一打だ。悔しい2軍降格を2度、乗り越えた男。阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(中大)が昇格即スタメン出場し、故郷・横浜での初安打を放った。

 「一本出るのと出ないのじゃ、内容どうあれ違ったと思うので良かった」

 大山のソロが飛び出した直後、2点を追う九回1死だ。相手エース・今永と対峙(たいじ)。外角低めチェンジアップに2球続けて力ない空振りを喫したが、3球目は逃さなかった。左前へ運び、初の凱旋(がいせん)打をマーク。三塁側スタンドから両親も見守った中、結果を残した。

 ファームで「内角の意識」を重視して取り組んできた中、七回2死の第3打席では初球直球がユニホームをかすめ、今季5死球目を受ける象徴的な場面も。「左投手は自分の場合、インコースをどんどん突いてくる。きょうやってみて感じるものもありました」と振り返り、「明日も左投手なのでしっかり準備していきたい」と24日の相手先発・東との対戦へ視線を向けた。

 降格直前には「1回結果が出ちゃえば乗っていけると思うので、最初の試合を大事にしたい」と話していた背番号1。1軍定着へ、鬼門・ハマスタの連敗ストップへ、故郷から再々スタートだ。

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