阪神・才木が異次元の9回初完封!セ史上2人目の対戦打者全員奪三振&自己最多12K 佐々木朗希に投げ勝つ「最後はドキドキ」
「阪神2-0ロッテ」(4日、甲子園球場)
阪神の才木浩人投手がプロ入り初めて9イニングを投げての完封勝利を飾った。その内容がまさに異次元。ロッテ打線から先発全員の自己最多12奪三振をマークし、八回まで二塁を踏ませずわずか1安打。九回2死から連打で2死二、三塁のピンチを招いたが、最後は中村奨をフォークで空振り三振に仕留めた。
お立ち台では「最後ドキドキしたんですけど、抑えられて良かったです」と満面の笑み。最後のピンチは「ヒット2本打たれちゃったんですけど、気持ちで攻めて行った」と気迫で凌ぎきった。
この日は佐々木朗希投手との投げ合い。お立ち台でインタビュアーから「投げ勝ったが?」と問われると、聖地は大歓声に沸いた。「そこは横にいる大山さんと梅野さんが打ってくれたおかけです」と先輩たちに感謝し、「特に何もなかったですけど、自分がやることをしっかり。打ってくれるだろうというアレもあったので」と野手陣を信じて投げ抜いた。
対戦打者全員奪三振はセ・リーグでは2005年の中日・川上以来、史上2人目の快挙となった。梅野は「悪いところがなかった。100点だなと思います」とたたえた。
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