阪神に日程の試練 移動日無しの東北→北海道遠征含む地獄の9連戦 岡田監督「2回の移動やからなあ」嘆く

 「阪神-ロッテ」(3日、甲子園球場)

 阪神が試練の9連戦をスタートさせる。2日のロッテ戦が雨天中止となったことで、予備日の5日に振り替えとなった。過密日程となるだけでなく、いずれも当日移動で東北→北海道を遠征しなければならない事態となった。

 岡田監督も2日の中止決定後に「2回の移動やからなあ」と嘆いた。「9連戦になったしのお」と大雨を恨みつつも「日程的にもしゃあない」と前を向いた。急きょ、2日は近本、木浪ら主力の練習参加を免除した阪神。コンディションを整えることが最優先と判断した。

 なぜ移動ゲームが選手にとって試練となるのか。各選手にとって試合前の準備&ルーティンが固まっており、個人差がある。ナイター後の翌朝に飛行機移動は大きな負担となるだけでなく、新幹線移動と違って団体行動となることから、試合までの準備時間も限られる。

 過去にパ・リーグからセ・リーグに移籍した選手が「移動が楽」と口にしたほどだ。岡田監督がオリックスの監督を務めていた際、当日移動の札幌遠征などは、新千歳空港からダイレクトで球場に移動し、準備の時間を確保していた。

 1日まで埼玉・所沢で3連戦を戦っていた阪神。貯金「16」で2位・DeNAに5ゲーム差をつけて快走しているが、突如できた“地獄の9連戦”が交流戦のヤマ場になりそうだ。

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