阪神がついに負けた…9連勝でストップ&球団新記録の月間20勝ならず 18戦ぶり完封負け、西勇が4失点KO

 完封負けで連勝がストップし、引き揚げる岡田監督(中央)=撮影・西岡正
 8回、ボールを追う二塁手の中野(左)と右翼手のミエセス(撮影・堀内翔)
 8回、ストライクを見逃す佐藤輝(撮影・堀内翔)
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 「西武4-0阪神」(31日、ベルーナドーム)

 阪神は10日のヤクルト戦以来、18試合ぶりの完封負けで連勝が9でストップ。球団新記録となる月間20勝には惜しくも及ばなかったが、2位・DeNAも敗れたため、ゲーム差は依然として「6」のままとなった。

 西武投手陣の小刻みな継投を前に打線が沈黙。初回、先頭の近本が二塁打で出塁も後続が続かず。三回にも先頭の木浪が中前打でチャンスメークしたが、得点を奪えなかった。

 終盤もチャンスは作った。2点を追う七回には1死から梅野が右中間を破る二塁打で出塁。続く近本も遊撃への内野安打を放ち、1死一、二塁としたが、後続がつながらなかった。八回も先頭の大山が四球を選んで出塁。しかし、佐藤輝が空振り三振、ミエセスは中飛に。代打・渡辺諒も中飛に倒れて反撃することはできなかった。

 先発の西勇は6回2/3を投げて8安打4失点。初回に先制点を献上すると、四回には栗山にソロを被弾した。2点ビハインドの七回に2点を失ったところで降板し4敗目となった。

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