阪神2軍 ビーズリー“先発デビュー”3回1安打無失点 最速154キロの圧巻投球
「ウエスタン、阪神8-0ソフトバンク」(28日、ウインク球場)
先発転向のため、2軍調整中の、阪神のジェレミー・ビーズリー投手が来日後初先発し、3回1安打無失点だった。
初回は2番のホーキンスに三塁への内野安打を浴びるも、後続を絶ち上々の立ち上がり。この日最速の154キロも計測した。
二回、三回も威力抜群の直球にカットボールやスライダーを織り交ぜ、いずれも三者凡退に抑える完璧な投球を披露。四つの三振を奪い、35球でマウンドを後にした。
「全体的によかったですし、昨日キャッチャーと、『カウントが悪いときにまっすぐじゃなくて、変化球で(ストライクを)とっていこう』と話していたプランがそのまま体現できた」と納得の表情。
今後については「1イニングずつ増やしていけたらいいなと。時間があるんで、ピッチングコーチと球数に関しても相談していきたい」と話した。
今季からチームに加入した助っ人は中継ぎで11試合に登板し防御率は2・25。22日出場選手登録を抹消され、ファームで調整を続けていた。
マイナーリーグで先発経験もあった右腕。日本でも順調な先発デビューとなった。