阪神・岡田監督「貯金があるのはええことちゃうの」連勝ストップも貯金3で4月を終え【一問一答全文】

 ヤクルトに敗れ、グラウンドから引き揚げる岡田監督(撮影・高部洋祐)
 ベンチで厳しい表情の岡田監督(撮影・金田祐二)
 4回の攻撃を終え、選手交代を告げる岡田監督(撮影・高部洋祐)
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 「ヤクルト4-2阪神」(30日、神宮球場)

 阪神は3点を追う九回に1死二、三塁と一発同点のチャンスを迎えたが、代打・原口の三ゴロ間に1点を返しただけで、連勝が「3」でストップ。ヤクルト・吉村にプロ初勝利を献上した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -才木は空振りがとれない状態だった

 「ストライクが入らへんやん。この3試合な、先発見とったらわかるやんか。コントロールよな。そらあ、160(キロ)以上投げとったらな、少々な、そら甘くても抑えられるかもわからんけど。ストライク取りにいくボールがちょうどええな、打ちごろになるもんなあ」

 -真っすぐが本来のもものではない。

 「全然いってないよ。だって、もう3試合やろ。これで」

 -誰にでも波はあると思うが。

 「波ゆうても、だって、ええ時ないぞ?最初はちょっと良かったけどな。まあ、それはまあ、開幕の緊張感とかそんなんがあったかもわからんけど。3試合同じことやんな。初回から」

 -終わったばかりだが次は登板を考えるか。

 「そら、考えなあかんわな」

 -西純が前回、2軍でいい投球をした。

 「まあ、今終わったばっかりやからわからんけどな。まあでも、あれや、同じ先発で見てても、俺もブルペンで投げてるのを見てたけど、やっぱりコントロールやで。フォアボール3つ出して、三回までに。ようまだ3点で収まった方よ、あれでな。ホームランは余分やったけどな」

 -ヤクルト・吉村とはオープン戦から何度も対戦しているが。

 「そうやなあ、今日はまあな、初回もチャンスやったけど、そらな流れいうかな、悪なるわなやっぱな」

 -井上の状態は。

 「ちょっとアカンな(笑)。そらずっと続けへんよ、そらな、そんなの。そんなん続くんやったら、もっと早い時期に1軍でそないして試合出てるよ(笑)」

 -梅野をスタメン起用で奮起させると言っていた。

 「まあでも結局ストライクなあ、そらなあ、ピッチャーによってだいぶ違うからのお。そら何とか今日なんかやろうとそら思てるけどそらなあ。でもなあ、ストライクが来んかったらどうしようもないよな、おーん」

 -彼も勝ちがいい薬に。

 「うん、まあ、だから、帰ってなあ。ちょっと悪かったピッチャーが今度投げるから、どんだけな、前回のあれで調整して、ピッチングするかやな」

 -3、4月の戦いは。

 「手応えっていうか、まだちょっと探り探りやったしなあ。おーん。まあ、でも、ねえ、貯金があるいうのは、ええことちゃうの。はっきり言って。なあ、まだまだ、そらチームも落ち着かんしな。そら、なあ、6番とかでもなあ、やっぱりまだ固定できないわ。そろそろな、5月入ったらある程度やっていかなアカンと思うけどな。なかなか長続きせえへんもんな、やっぱりな。だから良い時に使わんと。徐々に変えていかなあかんわな、その辺はな。もう、お試し期間というか、そういうのはもうないよな。いろいろと」

 (続けて)

 「まあ、帰って打たれたピッチャーがどんなピッチングしてくれるか。まあ、まだ楽しみや」

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