阪神ドラ1森下 1軍Cで全開や 別メニュー調整も焦らず「期待にしっかり応えたい」
焦ることなく、キャンプインを目指す。阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が9日、右足のコンディショニング不良により、新人合同自主トレ初日から別メニュー調整となった。
昨年12月11日に行われた新人体力測定で、垂直跳びの際に負傷。ただ、幸いなことに2月1日のキャンプインまで、まだ20日以上の猶予がある。万全の状態で臨むために、大事を取る形となったが「自分自身も焦ってはいないので、ゆっくりやっていきたい」と慌てる様子はない。
現在は「筋力は落とさず、できることをやって頑張っていきたい」と、患部に負荷が掛からないウエートトレーニングを中心に調整。この日は通常メニューをこなす同期らを横目に、キャッチボール、ウオーキングなどで汗を流した。今後はトレーナーと相談しながら、練習強度を徐々に上げていく予定だ。
視察した岡田監督から訓示を受け、「プロの舞台でどれだけできるのか、素直に楽しみ」と闘志を絶やすことはない。1軍キャンプメンバー入りの方針も変わらず、「それだけ期待してもらっている。しっかり応えたい」と力を込めた。
「全くマイナスな部分は持ってないんで、ポジティブにやっていきたい」。背番号1は、あくまでも前向きだ。冷静に完治へ向けて歩を進め、沖縄での猛アピールに備える。
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