阪神 杉山健博氏のオーナー就任発表
阪神は21日、オーナーの交代が決定したと発表した。藤原崇起オーナー(70)が退任し、阪急阪神ホールディングス社長の杉山健博氏(64)がオーナーとなる。
これまで阪神の球団オーナーは基本的に阪神電鉄の社長、あるいは会長が務めており、球団史上初めて阪急電鉄出身者がオーナー職に就くことになった。
また、阪神電鉄社長の秦雅夫取締役(65)が会長となる。
◇藤原崇起(ふじわら・たかおき)1952年2月23日生まれ、70歳。兵庫県出身。大阪府立大経済学部卒。75年阪神電気鉄道入社。2017年4月から阪神電鉄代表取締役会長、同年6月から阪急阪神ホールディングス代表取締役。18年12月1日付で阪神球団オーナーに就任。
◇杉山健博(すぎやま・たけひろ)1958年11月20日生まれ、64歳。兵庫県出身、東京大学法学部卒。82年に阪急電鉄に入社、常務などを経て、2017年4月に同社社長。06年の阪急阪神HD誕生時には阪急側で経営統合を担当。同HDでは16年に副社長、17年に社長に就任している。