阪神・大山 入団前から使用ファーストミットをメンテナンス ミズノ工場を訪問

 グラブを手に笑顔の大山(左)と糸原(ミズノ提供)
 グラブの製作工程を見学する大山(左)と糸原(ミズノ提供)
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 阪神の大山悠輔内野手(28)と糸原健斗内野手(30)が、兵庫県宍粟市のミズノテクニクス波賀工場を訪問し、グラブの製造工程の見学や来季に向けたグラブのヒアリングを行っていたことが19日、分かった。大山は入団前から7年使い続けるファーストミットを修理。来季、岡田監督から一塁固定構想を挙げられている主砲は、起用に応えるためにもまず、相棒を万全の状態に整えた。

 グラブ職人の言葉に大山は、前のめりに聞き入った。野球選手として欠かせない相棒の話。どのように作られているのか-。ミズノの製造工場に初めて足を運んだ。

 同じメーカーを使用する糸原と相談しての訪問。「映像では何度か見たことがあったのですが、映像と実際に見るのとでは全然違いました。知らないことをたくさん知れて、楽しかったです」と率直な思いを口にした。

 道具には強いこだわりを持ち、現在のファーストミットは入団前から使用している。「今使っているファーストミットが使いやすく、7年使い続けているのですが、へたっている部分もあったので、今回修理してもらいました」と、使い慣れたミットをメンテナンス。来季、岡田監督から構想を挙げられている一塁での起用に応える土台を整えた。

 その上で、新たなミットも依頼した。「細かな仕様を調整してもらったミットを作ってもらえるように依頼しています」と説明。より堅実な守備でチームに貢献するために、より操作性の高い逸品を求める。

 プロ7年目となる来季。「(グラブを)大事に大事に使いながら、活躍できるように頑張りたい」と大山。常に完璧にこだわり続け、全力プレーでチームを引っ張っていく。

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