秋山 2200万減の8800万円「結果を残していないので仕方ない」

 契約更改を終え、会見する秋山(撮影・田中太一)
 契約更改を終え、会見する秋山(撮影・田中太一)
 契約更改を終え、会見する秋山(撮影・田中太一)
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 阪神・秋山拓巳投手(31)が2日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億1000万円から2200万減の8800万円でサインした(金額は推定)。「結果を残していないので仕方ない」と減俸を受け止め、唇をかみしめた。

 今季は3年連続2桁勝利を目指したが、右膝に不安を抱えていたもこともあり5試合の登板にとどまり、1勝3敗、防御率5・48と振るわなかった。「今年一年、練習ができない中で試合で登板する形だった。しっかり練習できる体にさえもっていければ、やれる自信はある。もう一回、はい上がるという気持ちはずっと忘れずにやっていた」と意地をのぞかせた。

 膝の状態については「最近は良くなってきて、走る量とかも増やすことができている。もう一回、しっかり走り込んで、来年のキャンプを迎えたい」と前を向いた。

 今季は高卒3年目の西純や右肘のトミー・ジョン手術から復活した才木ら若手の先発陣が台頭してきたが「投球術に関しては全然負けていないし、いい球を投げるだけがすべてではない」ときっぱり。「僕はローテーションに入れば2桁(勝利)を3回(17、20、21年)していますし、勝てるピッチャーだと思っている。来年はしっかりローテーションに入って、岡田監督のもとでしっかり貯金をつくれるピッチャーになりたい」と巻き返しを誓った。

 「今年は秋山という名前が出てこなさすぎて、みんな忘れていると思うけど、来年の開幕の時には『秋山おったやん』みたいな、いい意味で期待を裏切るようなプラスの戦力として一年頑張りたい」と力を込めた。

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