阪神・浜地真澄投手（２４）が３０日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸７００万円から２５００万増の３２００万円でサインした。（金額は推定）

　報道陣からどのくらい年俸が上がったか、と問われると「（１万円の）ブリ３０００本分くらい買えるかなと思います」とおどけ、周囲を爆笑させた。昇給率３５７％。自身の活躍を通して、大幅な昇給を勝ち取った。

　「今年活躍できなかったら終わりだな」と悲壮な思いを抱いて臨んだ今季。自己最多の５２試合に登板し、１勝３敗、２１ホールドと中継ぎとして結果を残した。それでも「まだやれたなという部分もある」と、慢心はない。

　「今シーズンは投げるたびに、名前がコールされるたびに歓声が大きくなると感じていましたし、少しずつ認めてもらえてるのかなと。チームとしては今シーズン悔しい思いをした。来シーズン、“アレ”に貢献できるように、自分も中心に入れるように頑張りたいと思います」

　来季もフル回転し、岡田新体制で“アレ”を目指す。