阪神・岡田監督「高山はベテランじゃないよ(笑)」キャンプ初日一問一答(3)

 打撃練習をする高山(撮影・田中太一)
 車に乗り込み球場を後にする岡田監督(撮影・飯室逸平)
 岡田監督(手前右)から指導を受ける大山(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 2019年以来、3年ぶりとなる秋季キャンプがスタートした。岡田監督は大山に身ぶり手ぶりを交えて打撃指導を行ったり、守備練習では自らグラブをはめて実演したりするなど、精力的に動いた。

 初日を終えた岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇    ◇

 -朝一番で高山が特打していた。ベテランのそういう姿勢はどう捉えているか。

 「高山なんかベテランじゃないよ(笑)ベテランいないわ、今、おーん。高山なんかにしても、本人がふがいないシーズンを送っているから、そういう意味でも最後のシーズンというかね、そのぐらいの気持ちで来シーズンはやると思うし、当然やらないといけないと思うし、そういう気持ちでよみがえってくれれば、当然1軍の戦力としてずっと1年間戦力になると思うので、本人が一番そういう気持ちでね、期するものはあると思いますよ」

 -大山に打撃指導。

 「いやいや、真っすぐを打ってるポイントと、真ん中でカーブマシンを打ってるポイントがあまりにも違いすぎるから、どっちがいい打球がいってるかということやね。カーブマシン打ってる方がものすごくいい打球がいってるのに。真っすぐだったら差し込まれてラインドライブみたいな打球が多いから。で、ティーの時もね、置きティーにしても、打つところが決まってるわけじゃない、置くわけだから。でもあの位置じゃ打てない、おーん。もうちょっと前でね、最後前で打ってたけど、前で打ってる方が7~8キロスイングスピードが違うんよね。水口が測ってたけど。普通にスイングさしたら131キロくらいで木浪と一緒くらいやったけど。ポイント前にして振ったら139キロくらいになるんよね、ヘッドスピードが。だからそういうことよ、やっぱり一番強いスイングができるところで打たんとね、おーん。ちょっとそういうところの確認というかね、まあ急には直らないから、それを徐々にやっていけば、自分の打つポイントも分かってくるんじゃないかな」

 -秋季キャンプを全体的にどういったものにしたいか、テーマは。

 「いやいやテーマは、みんながうまくなってくれるだけや、俺は何もテーマないで。まあ、みんなの成長はね、選手がうまくなるのを、そういう姿を1人でも多く見られることが一番のテーマかな。まあ、だから3週間あればね、今日の感じのスイングスピードとか、そういうのと、3週間目のそういう姿と、非常に楽しみにしているけどね、みんなの姿がね」

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