阪神・嶋田バッテリーコーチが就任会見「一番最後にみんなで『アレ』を目指す」

就任会見を終えてガッツポーズする嶋田宗彦1軍バッテリーコーチ(代表撮影)
握手を交わす百北幸司球団社長(左)と嶋田宗彦1軍バッテリーコーチ(代表撮影)
就任会見で抱負を語る嶋田宗彦1軍バッテリーコーチ(代表撮影)
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 阪神のバッテリーコーチに就任した嶋田宗彦スコアラー(60)が22日、西宮市内で球団と契約後に就任会見を行った。背番号は「83」。

 2軍バッテリーコーチを務めた2011年以来、12年ぶりの現場復帰に「非常にワクワクしております」と率直な心境を明かした。「私も今はちょっとポッチャリしていますので、選手と一緒に動けるように体をつくりながら、共に歩んでいけたら」と笑いを誘いながら抱負を語った。

 阪神ファンに対しては「一番最後にみんなで『アレ』を目指して、(優勝)できればいいなと思っています」と岡田新監督を意識したワードを用いてメッセージを送った。

 第1次岡田政権でもバッテリーコーチを経験しており、会見に同席した百北球団社長は「今回、岡田監督たっての希望で再度1軍バッテリーコーチ就任をお願いすることになりました」と説明。嶋田コーチは新監督から「いろんなことを変えていかなければいけないね」と声を掛けられたという。

 岡田監督は「守り勝つ野球」を掲げている。「一年間143試合、いろんな場面、いろんな状況がある。同じ状況はほぼほぼないと思うので、キャッチャーの選手には困らないようなアドバイスができれば」と指導方針を口にした。

 阪神の現状については「若いピッチャーが多く、イキが良くて、真っすぐも速くて、球のキレもいい投手が多い。キャッチャーの選手には(投手の)特徴をしっかりつかんで、配球できるように指導できたら」と話した。

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