阪神ドラ1森下の素顔 プレーでも精神面でもチーム支える男

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)

 阪神はドラフト1位で森下翔太外野手(22)=中大=の交渉権を確定させた。岡田監督が補強ポイントに挙げていた「右の外野手」の素顔をデイリースポーツのアマ野球担当記者が明かす。

  ◇  ◇

 仲間思いの頼れる男が阪神に来る。中大では副主将を務め、主将でヤクルト5位指名の北村とともに「ダブルキャプテンという思いでやってきた」と強い責任感を持つ。自分の成長やチームの勝利のためとなれば納得いくまで練習に取り組む努力家。周りとコミュニケーションを取ることもうまく、プレーでも精神面でもチームの支柱を担える選手だ。

 ギャップで虎党の心をつかむ。「体を動かすのが好き」と、冬休みには東海大相模時代のチームメイトと雪山へ。幼少期はスキーをしていたが、高校引退後にスノーボードにはまり「うまくはないけど滑れます。好きです」と毎年滑りにいくという。友人に借りたゴーグルを壊しても持ち前の明るさで許しを請う、おちゃめな一面も持っている。

 19日の東都大学リーグ・日大戦では今季1号となる豪快なソロをたたき込み、他校の結果次第ではあるが、リーグ優勝の可能性を残した。ここ一番の勝負強さも持ち合わせる右の大砲。プロの世界でも必ず、チームを救う打者になる。(デイリ-スポーツ・アマ野球担当 森本夏未)

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