阪神・井上 2軍で4戦4発大暴れ 練習試合でV3ラン「ヘッドの出方良くなってる」

 1回、井上は左越えに先制3ランを放つ(撮影・山口登)
 1回、生還する井上
 1回、井上は先制3ランを放ち生還する(撮影・山口登)
3枚

 「2軍練習試合、阪神6-0ソフトバンク3軍」(24日、鳴尾浜球場)

 阪神・井上広大外野手(21)が24日、2軍練習試合・ソフトバンク3軍戦(鳴尾浜)に「4番・左翼」で出場し、決勝3ランを放った。これで今週は4戦4発の大暴れだ。

 「チャンスで初球から打ちに行こうと思っていました。打撃練習でもどこにどういう打球が飛ぶかなとバットの角度を意識していて、良い方向にいっているんじゃないかな」

 相手左腕・村上の初球を完璧に射抜いた。初回1死一、二塁。甘く入った128キロスライダーを一閃(いっせん)。左翼ポール際への先制3ランとなり、笑顔を浮かべてダイヤモンドを一周した。

 20日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で1本塁打。21日の同戦では2打席連発と好調を維持し、この日も一発。「バットのヘッドの出方も良くなっていてタイミングも結構取れてきている」と手応えを深めている。

 高卒1年目の20年に同僚だった中日・福留が23日・巨人戦(バンテリン)で引退試合を迎えた。阪神在籍時にはバットを授かり、今も寮の自室で大切に保管しているという。「長く現役を続けられる選手に自分もなりたい」。福留のように息の長い選手になるため、鳴尾浜で己を高めていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス