阪神・糸井 引退スピーチでも糸井節〝超人〟は当初「鳥人」と誤認も「今では心地よい響き」
「阪神4-10広島」(21日、甲子園球場)
試合後、今季限りで現役を引退する糸井嘉男外野手(41)の引退セレモニーが行われた。試合が延長十一回にもつれ込んだ死闘だったため、セレモニーは22時55分からのスタートとなった。
圧倒的な身体能力を生かした豪快なプレーで〝超人〟と呼ばれた糸井。スピーチでは「いつしか皆さんが超人、超人と呼んでくださるようになり、最初は羽根の生えた〝鳥人〟かなと思っていました。いつしか意味を理解し、今では心地の良い響きです」と、糸井節をさく裂させた。
19年間の現役生活を「僕の野球人生は幸せでした。密でした。やりきりました」と総括し「でも超人伝説はまだまだ続きます。甲子園ありがとう!タイガースファンありがとう!親父、オカンありがとう!本当に19年間温かいご声援ありがとうございました」と締めくくった。