阪神CS進出「キーマン」は近本 井上ヘッド期待「何しでかすか分からない」

 阪神・井上一樹ヘッドコーチ(51)が15日、CS進出が懸かる残り8試合のキーマンに近本光司外野手(27)の名前を挙げた。ヒットを打つ力に加え、内野安打にセーフティーバント、盗塁と多彩な攻撃バリエーションを持つ安打製造機の活躍を願った。

 CS進出へカギを握るのはこの男だろう。井上ヘッドコーチが「ある意味派手さはないけれども、あいつなら何しでかすか分からない」と信頼を寄せる存在。打力あり、足ありと相手の神経をすり減らす好打者で「だからキーマンと言ってもおかしくない」と期待を寄せた。

 1番を打つ中野は好調、2番の糸原も2試合連続マルチ安打と上り調子だ。現在リーグトップ150安打を放っている3番の近本も含めて「まあ、1、2、3番がどれくらい機能するかというところかな」と井上ヘッド。得点圏打率・311、リーグ2位の84打点をマークする大山の前に何とか走者をためていきたい。

 また、9月の打率・533と絶好調の原口は「外せないくらい仕事をするから」とスタメン起用を続ける考え。それに伴いマルテ、ロハスは代打で準備をさせる。「ジェフリー(マルテ)やジュニア(ロハス)が控えで代打ってのも強み」と手持ちのカードにも厚みが増してきた。

 17日からいよいよ最終盤の戦いが幕を開ける。「束でいく!」をチーム内の合言葉に、CS争いを制してみせる。

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