阪神 あぁ3年連続長期ロード負け越し決定 アレルギー深刻、先発左腕に10連敗

 6回、近本は投ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 ベンチで頭を悩ます矢野監督(撮影・飯室逸平)
 7回、凡打に倒れ頭を抱える佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「中日5-2阪神」(26日、バンテリンドーム)

 阪神は3年連続で長期ロードの負け越しが決まった。天敵・大野雄に白星を献上し、先発左腕に10連敗。バンテリンドームでは今季3勝7敗となり、18年から5年連続の同球場負け越しも決まった。

 先発・西勇は初回から3イニング連続失点と精彩を欠いた。四回は一度はマウンドに上がったものの、右手を気にするなど何らかのアクシデントに見舞われた模様で緊急降板。3回7安打3失点で8敗目を喫した。

 打線は二回2死満塁で西勇が二直に倒れるなど五回まで無得点。4点を追う六回、佐藤輝、大山の連打で2死一、二塁の好機を作り、陽川が左翼フェンス直撃適時二塁打。大野雄から22イニングぶり得点を挙げて降板させたが、直後の六回に2イニング目のアルカンタラが連打で失点し、リードを広げられた。

 2-5の七回の守備から佐藤輝がプロ初の二塁に就いた。大山は一塁、陽川は三塁に守備位置が変更となり、攻撃的布陣を敷いた。

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