阪神・佐藤輝 プロ初のセカンドで華麗なバックトス披露 敵地も大歓声

 7回、溝脇の打球を捕球し遊撃手・中野へバックトスする二塁手・佐藤輝
 7回、溝脇の二ゴロさばく佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 7回、佐藤輝はセカンドの守備に就き、中野に声を掛ける(撮影・山口登)
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 「中日-阪神」(26日、バンテリンドーム)

 「4番・三塁」で先発していた阪神・佐藤輝明内野手がプロ入り後初めて二塁の守備に就いた。

 3点ビハインドの七回だ。直前の攻撃では2死一、三塁の好機で左飛に倒れていたた佐藤輝。そのままグラウンドに残ると、「2番・二塁」で先発していた糸原に代わって、二塁のポジションへ移った。

 守備機会も訪れた。七回無死一塁では後藤の二飛をやや危なっかしい様子で捕球。さらに続く溝脇の二ゴロをバックトスで二塁へ送球したが、若干乱れ、遊撃・中野が一塁へ送球するも併殺崩れとなった。

 今春のオープン戦、3月12・中日戦(甲子園)でも「人生初」の二塁を守っていた佐藤輝。その際、矢野監督は「面白いんちゃうんかなというのと、可能性のあることをやっておこうかと」とオプションの一つとして考えていることを説明していた。

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