矢野阪神が3位再浮上! 佐藤輝が殊勲の3打点 西勇が3安打完封 G戦勝ち越し王手
「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム)
阪神が同率4位の巨人との直接対決3連戦の初戦を制し、3位に再浮上した。8月2、3日の同戦(東京ドーム)以来となる連勝を飾り、今季カード勝ち越しに王手をかけた。
西勇、山崎伊の両先発が六回まで緊迫した投手戦を展開。0-0で迎えた七回、先頭のロハスが左線二塁打で出塁。続く4番・佐藤輝に2球投じたところで山崎伊にアクシデントが発生して交代。緊急登板となった2番手・今村から佐藤輝が先制の左前適時打を放った。
八回は4番手・クロールを攻略。先頭の9番・西勇が中前打でチャンスメークし、2死一、三塁から佐藤輝の2打席連続適時打となる中越え2点三塁打で加点した。さらに糸原の打席では暴投で三走・佐藤輝が生還し、リードを広げた。佐藤輝は2安打3打点で4番の仕事を果たした。
先発の西勇は直球、変化球を低め、両コーナーに丁寧に集めて散発3安打、7奪三振で完封。5日・広島戦(マツダ)以来となる今季9勝目をマークした。8回零封の7月13日(甲子園)に続き、巨人打線を抑え込んだ。