阪神 ロドリゲス&ロハスが初のアベック弾「二人でチームの力に」「最高の気分」
「広島-阪神」(7日、マツダスタジアム)
阪神のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)、メル・ロハス・ジュニア外野手の2者連続本塁打が飛び出し、阪神が同点に追いついた。
R砲初のアベック弾だ。まずはロドリゲスだ。3点を追う五回2死一塁。遠藤が初球に投じた120キロスライダーが甘く入り、ロドリゲスがこれを逃さない。完璧に仕留めた打球は中堅左へと突き刺さる2号2ランとなった。
この一発に刺激を受けたか、ロハスも魅せた。1ストライクから遠藤が内角低めに投じた137キロ直球を強振。2日前も大瀬良から本塁打を放った助っ人が、右翼席にたたき込む6号ソロで同点に。マツダスタジアムの虎党もお祭り騒ぎだ。
先にアーチを架けたロドリゲスは「3点差がついてしまった直後だったけれど、イニングもまだ残っていたし、チームでつないで早く追いつきたいと思っていたよ。しっかりと良いスイングができたと思うし、打った感触も良かったね。ロハスも続いてくれて、二人でチームの力になれて良かったよ」とコメントを残した。
そして、後に続いたロハスは「目の前でロドリゲスがあんなに素晴らしいホームランを打ってくれたから、続きたいと思っていたよ。最高のバッティングができたし、ロドリゲスとアベック弾を打つことができて最高の気分だね」と声を弾ませた。