阪神・ロドリゲス「ファン熱心」 同じマンションのスアレス、ガルシアから情報収集
阪神の新外国人、アデルリン・ロドリゲス内野手(30)=前パドレス傘下3Aエルパソ=が12日、西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は91に決定。
ワイルドなひげを蓄えた助っ人は紺のスーツに青のシャツで会見場に現れ「どこのチームにいても1勝を目指してやってきたので、それは変わらずに突き進みたいと思っています。まず1個ずつだと思うので、クライマックスにしっかりと進出して、そこから優勝を勝ち取りたいと思います」とVの使者となることを誓った。
2020年にオリックスに在籍。阪神のマルテ、スアレス、ガルシアとマンションが同じだったといい「すごくファンが熱心だという話を聞いていたので、その中で自分も活躍できることはすごくうれしく思います」とタテジマでのプレーすることを心待ちにした。
甲子園のイメージは「芝と土が混ざったきれいな球場」と語り、矢野監督ら首脳陣とも「少しあいさつした」という。アピールポイントについては「バッティングは大切だと思っていますけど、守備も全力でやることが大切だと思っています」と力を込めた。
2020年シーズンは59試合で打率・218、6本塁打に終わったが、翌年には3Aで打率・290、29本塁打と結果を残し、東地区MVPを獲得した。