阪神・ドラ1森木 熱投!2勝目 最速154キロでデスパイネ、甲斐と真っ向勝負

 「ウエスタン、ソフトバンク2-6阪神」(10日、タマホームスタジアム筑後)

 気温34度。先発した阪神のドラフト1位・森木(高知)は、猛暑の中で必死に腕を振った。毎回走者を背負うも、5回4安打2失点と粘投。最速は154キロをマークし、今季2勝目を手にした。

 「粘れるのがやっぱり勝つためにつながるかなと思うので、粘って頑張りました」

 球界トップクラスの選手との対戦に刺激を受けた。新型コロナウイルス感染の影響で2軍調整中のデスパイネ、甲斐と対峙(たいじ)。実績抜群の助っ人には初回に右犠飛を浴びたが、計3度の対戦で安打を許さなかった。甲斐には2四死球を与えるも「1軍で対戦できるようにしたい」と意欲。気後れすることなく直球を投げ込み、現状の力を試した。

 ただ、初回先頭の川村にいきなり中越え二塁打を浴びると、続く伊藤のバント処理で三塁へ悪送球。自らの失策で先制点を献上した。ウエスタンで先発した6試合中、3試合で初回に失点。「初回をうまく入れれば。大事にしていきたい」と課題克服を誓う。

 大学、社会人の選抜チームとプロアマ記念試合(8月1日・神宮)を行うU-23NPB選抜に選出された右腕。本番では、「3者三振くらい狙っていきたい」と力を込める。「日本を代表する選手に」と目標を掲げる19歳。注目が集まる一戦で衝撃を残してみせる。

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