阪神・藤浪 ローテ返り咲く 才木に続け!6日に3カ月ぶり先発“代役”で終わらせん

 望んだ場所に返り咲く。2軍調整中だった阪神・藤浪晋太郎投手(28)が4日、甲子園で行われた1軍の投手指名練習に合流し、ブルペン入りするなど調整。先発見込みの6日・広島戦(甲子園)に向けて決意を強めた。

 「せっかく1軍で投げられるチャンスなので頑張りたい。まずは1試合、いいものを見せて、また使いたいと思ってもらえるようなピッチングができれば」

 2年連続の開幕投手を務めたが、4月中旬に新型コロナウイルス感染で離脱。チーム事情から5月31日に中継ぎとして再昇格すると、5試合で計6イニングを無失点に抑えた。交流戦後は再び2軍で先発調整。夏場に入って先発陣に疲労の色が見え始め、西純、ガンケル、ウィルカーソンが相次いで抹消となった中、4月8日・広島戦(甲子園)以来となる約3カ月ぶりの先発機会が巡ってきた。

 2軍調整中は「変化球は多めに投げてきました」と強化を図ってきた。ただ、前回6月26日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)では5回5失点と崩れただけに、1軍のマウンドで修正した姿を見せたい。

 チームが今季11戦未勝利の広島相手だが「個人的には気にするところではない」とあくまでも自分の投球に集中するつもり。「カープの一番やらしいところは打線のつながりだと思うので、余計なランナーを出して、(動かれて)ちょこちょこされないように」と気を引き締めた。

 後輩の頑張りにも続きたい。3日・中日戦(バンテリン)で才木がトミー・ジョン手術、育成契約を経て約3年ぶりの復活勝利。この日は「おめでとう」と言葉をかけ、「リハビリをやっていたのも知ってますし、良かったなという気持ちが大きい」と喜んだ。チームの勝利、自身の今季初白星、そして、ローテ再奪取へ-。その右腕で、つかみ取る。

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