阪神・西勇 無援地獄 二回山川に痛恨の一発 防御率1・64でも4敗目

 「阪神0-2西武」(31日、甲子園球場)

 粘りの投球も報われなかった。阪神・西勇が7回6安打1失点と好投。防御率1・64と開幕から安定感を誇っているが、白星はいまだ3勝で今季4敗目を喫した。

 制球力と巧みな緩急で強力打線を分断した。二回、先頭の山川に左翼スタンドへ特大の一発を運ばれたが、崩れることはない。四回1死一、二塁、七回無死二塁というピンチでは徹底的にバットの芯を外し、本塁を踏ませなかった。

 これで4月27日・中日戦(甲子園)から6試合連続で6回以上を投げ、3失点以内に抑えている。本塁打での失点はあるものの、5月3日・ヤクルト戦(甲子園)の三回から31イニング連続で適時打を許していない。

 登板前日の30日には「各自がやることをやれば。野手だったり、ピッチャーも中継ぎも、自分の仕事をすればいいと思うし」と話していた。味方の援護がない中で先発の役割を全うした右腕。今後のマウンドでもベストを尽くし、攻撃陣の復調を待つ。

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