阪神が「鬼門」バンテリンドームで今季初勝利 大山が起死回生同点2ラン 岩崎締めた

 中日に勝利し、阪神ナインはタッチし喜ぶ(撮影・山口登)
 7回、同点2ランを放つ大山(撮影・飯室逸平)
 8回、勝ち越しとなる遊ゴロを放ち手をたたきながら一塁へ走るロハス(撮影・田中太一)
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 「中日3-4阪神」(8日、バンテリンドーム)

 阪神が終盤に試合をひっくり返し、ここまで5戦5敗だったバンテリンドームで今季初勝利を挙げた。

 1-3で迎えた七回。無死一塁からこの日7番に入った大山が、柳の変化球を捉えて左中間へ起死回生の同点5号2ランを放った。3-3の八回には1死から四球で出塁した中野が二盗に成功。佐藤輝も中前打で一、三塁のチャンスを作ると、ロハスの遊ゴロの間に三走・中野が勝ち越しのホームを踏んだ。

 先発の西純は鵜飼、石川昂に本塁打を浴びながら、威力のある直球とフォークを巧みに交えて6回を6安打3失点と試合をつくった。七回はアルカンタラ、八回は湯浅が無失点でつなぎ、最後は岩崎が今季5セーブ目で締めた。

 バンテリンドームで阪神は2018年から4年連続負け越し。昨年9月22日から1分けを挟んで6連敗中と苦手にしていた。

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