阪神はサヨナラ負けで球団史上最速の借金「15」暗黒時代超え 小川快投も打線がゼロ行進で見殺し

 10回、ソトにサヨナラ弾を浴びぼう然とする浜地に声をかけベンチへ引き揚げる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 9回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・西岡正)
 6回、併殺打に倒れ悔しがる大山(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA1-0阪神」(20日、横浜スタジアム)

 阪神は今季3度目のサヨナラ負けで3連敗。借金はワーストを更新する「15」にふくらみ、4月中の到達は球団史上最速となった。暗黒時代と称される90年代をはるかに上回るペースで、勝率は・150を割り込んだ。

 試合は序盤から先発の小川が快投。力強いストレートを軸にツーシーム、カットボール、カーブなどを織り交ぜDeNA打線に付け入る隙を与えなかった。自己最長となる7回を投げ2安打無失点の快投。しかし打線の援護なく白星はお預けとなった。

 打線は序盤からチャンスを作るも、あと一本が出ず。互いに均衡を破れないまま延長戦に突入すると、延長十回に浜地がソトに右翼ポール際へサヨナラ弾を浴びた。

 阪神の借金「15」は2リーグ分立後、4月中に到達した例はなく、球団史上最速。これまでは1991年5月17日(29試合目)が最短だった。他球団では、1955年トンボが5月26日に11勝26敗(37試合目)で到達。79年西武が5月3日、3勝18敗2分け(23試合目)で到達した例がある。

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