阪神・糸井嘉男外野手（４０）が２８日、甲子園で自主トレを公開した。キャッチボールやランニング、打撃練習などで約２時間、汗を流した。

　キャンプインが目前に迫っているが、状態は「バッチリですね」と糸井。宜野座には若手選手も多く帯同する中、「サバイバルだと思っています。なので、調整ではなく、フルメニューをこなして、チーム内でいい勝負できたらなと思います」と闘志を燃やす。

　オフはヨガに取り組むなど、股関節や胸骨を中心に柔軟性を高めることを重視。さらに、オリックス・吉田正尚選手と練習を共にした際には「そういうところ（柔軟性）を気にしてやっていたのを、すごく勉強になりました」と振り返った。

　昨季は７７試合で打率・２０８、３本塁打、１８打点。主に代打として出場したが、今季開幕へ向けて「僕が決めることではないんですけど、やっぱりもちろんスタートから出られるように勝負していって、そういうとこを狙っています」と意気込みを示した。

　歓喜の秋に、ビールかけを熱望するチーム最年長。「２０２２年、寅年。コロナに、相手チームに負けないように、絶対優勝できるように頑張っていきたいと思います。また応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。