阪神・高橋、亜大恩師・生田監督から長寿のゲキ 故障心配「我慢せずに体調言えれば」

 ソフトバンク・松田(左)の音頭で“熱男”ポーズを決める高橋(中央右)と岡留(同左)ら
 ボールの握りを見せながらアドバイスする高橋(撮影・田中太一)
2枚

 阪神・高橋遥人投手(26)が18日、ドラフト5位・岡留英貴投手(22)=亜大=とともに鹿児島県姶良市のビーラインスポーツパーク姶良野球場で開催された亜大出身選手による野球教室に参加。亜大の恩師・生田勉監督(55)から長年プロの世界で戦うように“ゲキ”を受けた左腕は、活躍することで野球人口の底辺拡大に貢献することを誓った。

 未来のプロ野球選手たちに、高橋は笑顔で接し続けていた。「本当はもっとビシバシやりたいんですけどね」とドSな発言!?も飛び出したが「なるべく話しかけるようにして、砕けた感じで頑張りました」と安どの表情。その様子を生田監督も優しく見守っていた。

 毎年左肘などの故障に苦しむ背番号29に対し、生田監督から「外から見てると、このペースでいったら短命で終わる」と心配された。自分の体を理解することの大切さを強調し「我慢をせずに自分の体調を言えれば。スタッフの方にも理解してもらえば、一年間投げきれるんじゃないかな」と提言されていた。

 また恩師から野球人口拡大のため、憧れられる選手になることも求められた高橋は「(野球人口が減るのは)さみしいことなんで、頑張ろうと思います。どういう形であっても貢献できれば」と自らに言い聞かせた。

 子どもたちからボールの握り方などで質問攻めにあった左腕。17年のドラフト指名直後に同じく鹿児島で参加した野球教室よりも子どもたちの認知度が増えたという。

 それでも慢心はない。「試合に出て目立たなきゃ有名になれない。(広島の九里ら亜大の先輩の)みなさん活躍されているので、自分も早く(左肘を)治して対戦できたら」。恩師の期待に応え、将来阪神や球界の顔となるような投手に飛躍する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス