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阪神V逸 16年ぶり悲願ならず ルーキー躍進で最大7ゲーム差独走も“まさか”大失速

 試合後、つめかけたファンに頭を下げる矢野監督(手前)=撮影・高部洋祐
 8回、岩崎が懸命のベースカバーも内野安打となり、追加点を許す(撮影・飯室逸平)
 4回、佐藤輝(左から3人目)は空振り三振に倒れベンチに戻る(右端は矢野監督)=撮影・山口登
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 「阪神0-4中日」(26日、甲子園球場)

 阪神がリーグ優勝を逃した。すでに勝利で試合を終えたヤクルトがマジック1としており、この試合に敗れた瞬間、ヤクルトの6年ぶりの優勝と阪神のV逸が決定。阪神にとって16年ぶりの夢が、本拠地で散った。

 ミスで無駄な点を与える、今季を象徴するような戦いぶりだった。二回1死一、二塁、木下拓の三ゴロで併殺コースは、二塁手・糸原が一塁へ悪送球する適時失策で先制点を献上した。

 0-1の五回は無死から2番手・及川が、先頭・岡林をスライダーで空振り三振に仕留めたが、ワンバウンドした球を捕手・坂本が一塁ベンチ方向にそらし、振り逃げで出塁を許した。(記録は投手の暴投)この後、四球、安打で1死満塁として三番手・馬場に交代。馬場は2死後、大島に2点適時打を浴びた。

 負けられない1戦。矢野監督は二回、2死一、三塁の好機に、先発の青柳に代打・小野寺を送る積極采配。結果は遊飛に終わった。決死のリレーも及川が3イニング目につかまった。今季最終戦だが、“第2先発”を任せられる他の先発陣をベンチにはスタンバイさせる策を取っていなかった。

 打線も沈黙した。糸原が猛打賞と気を吐いたが、その他は大山の1安打のみ。計4安打完封負けで今季を終えた。

 今季は佐藤輝、中野、伊藤将のルーキートリオが大活躍。マルテ、スアレスら外国人も機能し、5月まで破竹の勢いで白星を重ねた。一時は2位に最大7ゲーム差をつけ、独走の雰囲気も漂った。

 だが、打線の勢いが低下し、夏場に失速。8月末に首位の座を奪われた。10月は投手陣の奮闘もあり、ヤクルトに負けじと貯金を増やした。最後までVへの執念もみせたが、わずかに頂点へ届かなかった。

 矢野監督は試合後の挨拶で「今日のこの最後の試合、こういう試合で勝ちきれる、もっともっといいチームに、もっともっと強いチームになっていけるよう。新たなスタートとして、この悔しさを持って戦っていきます」と今後に向けて語った。

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