阪神3連勝マルテ3戦連発22号が決勝点 ガンケルから鉄壁リレー 中日を2戦連続零封

 お立ち台で“ラパンパラ”ポーズを決める(左から)ガンケル、マルテ、スアレス(撮影・田中太一)
 笑顔で勝利を喜ぶ阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 9回、スアレスは福留を空振り三振に打ち取りガッツポーズ(撮影・山口登)
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 「阪神1-0中日」(3日、甲子園球場)

 阪神はマルテが3試合連続本塁打を放ち、投手陣も踏ん張って3連勝を果たした。

 先制点はこの日も助っ人のバットだった。両チーム無得点の三回2死。マルテが左腕・小笠原の初球145キロ直球を完ぺきに捉えた。打球は左翼席へ。打球速度166キロ、角度25、飛距離122メートルの22号ソロで先制した。

 投げては先発のガンケルが6回1/3を投げて4安打無失点。序盤から持ち味のゴロアウトを量産し、二、三、五回と得点圏に走者を背負ったが、後続を抑えて本塁を踏ませなかった。五回には、先頭で中前打を放つなど、バットでもチームに貢献。今季デーゲームの成績は9試合の登板で6勝負けなしと好成績を残した右腕は、この日も秋晴れの聖地で力強い投球を披露した。

 2番手の及川から、八回を岩崎、九回をスアレスとつなぐ鉄壁の無失点リレーで、カード3タテ。首位ヤクルトに1差で食らいついている。ガンケルは9勝目。

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