阪神・青柳が7回2失点の好投で10勝目の権利
「阪神-DeNA」(24日、京セラドーム大阪)
先発の阪神・青柳晃洋投手は7回7安打2失点。プロ6年目で初となる10勝目の権利を手にした。
六回までは走者を出しながらも、要所を締める投球。打線も爆発し、五回ですでに7点の援護があった。七回2死満塁で神里に2点適時打を献上するも、最後は佐野を左飛に仕留め、115球の力投でマウンドを降りた。
「球数が多く、四球も出してしまいリズムが悪くなってしまった部分は反省点ですが、最少失点で投げることができたのは良かったです」と振り返った。
京セラドームの通算成績は試合前まで、3試合負けなしの2勝で防御率0・00。この日の失点が京セラドーム初失点で、同球場での連続無失点は25イニングで途絶えた。
それでも、先発としての役割は十分に果たした右腕。10勝目を挙げれば、プロ6年目で初の2桁勝利。球団生え抜きのドラフト5位以下入団では初めての2桁勝利となる。
また、青柳に勝ち星がつけば、4月28日・中日戦の2敗目を最後に、自己記録をさらに更新する11試合負けなしの8連勝。登板した試合のチームは5月5日・ヤクルト戦(神宮)から11試合負けなしの10連勝となる。