【中田良弘氏の眼】阪神・アルカンタラはリリーフ適性感じられる

 「阪神3-0広島」(15日、京セラドーム大阪)

 リリーフで連投となった阪神・アルカンタラだがリリーフとしての適性を感じられる内容だった。元々、コントロールが安定している投手で四球から崩れることも少ない。さらに150キロ台の直球と落ちるボールで三振も取れるだけにリリーフとしても期待できるだろう。

 アルカンタラに関しては、スアレスが戻ってくるまで、後ろを任せてもいいのかなと思っていた。14日の広島戦で走者を出した状況でのピッチングもあったが、クイックもそれほど遅くない。今後の注目は1、2点差の緊迫した状況での投球。足を使った攻撃や小技に対処できるかだが、場数を重ねていけば心配はいらないだろう。

 2位・巨人も迫ってきている。その状況の中、後半戦最初のカードで七回をアルカンタラ、八回を岩崎、そして九回をスアレスといった一つの形にめどがつきそうだ。安定した勝ちパターンを確立できそうな材料を見いだせたことは優勝争いへ大きな収穫だといっていい。

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