カープ大道 自己最短3回2失点KO 制球苦しみプロ入りワースト4四球

 「阪神3-0広島」(15日、京セラドーム大阪)

 ベンチの期待に応えられなかった。先発の広島・大道温貴投手(22)が3回2失点で今季3敗目を喫した。72球の球数が物語るように制球にも苦しみ、自己最短での降板。「3イニングで4四球はやってはいけないこと」と顔をしかめた。

 出鼻をくじかれた。初回、近本に147キロの直球を完璧に捉えられ、先頭打者アーチを右翼席に運ばれた。三回にも先頭・近本の安打から1死二塁のピンチを招き、サンズに中前適時打。四回の打席で代打を送られた。

 先頭打者をいかに抑えるかをテーマにしていた。9日のエキシビションマッチ・ソフトバンク戦で6回1失点と好投も、イニングの先頭打者を4度出したことを反省。ストライク先行での勝負を肝に銘じていた。

 しかし、初回の近本にカウント3-1とボール先行。「四球を嫌がって投げたらホームランになってしまった」と自ら墓穴を掘ってしまった。さらに打者16人中、11人の初球がボール球。プロワーストの4四球を与えた。

 エキシビションマッチでの課題を修正できず、佐々岡監督も「四球絡みでリズムも悪い。これ以上は(厳しい)ということで代えた」と渋い顔。大道は「きょうの試合をしっかり見直して同じようなことはしないように。自分の持ち味を見つめ直して必死に取り組んできたい」と反省の言葉を並べた。

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