阪神・佐藤輝 ロッテ・朗希撃ち弾!“令和の怪物対決”また軍配 後半戦へ弾み

 「エキシビションマッチ、阪神6-4ロッテ」(27日、甲子園球場)

 東京五輪開催に伴う中断期間に実施される、非公式試合の「2021プロ野球エキシビションマッチ」が27日に始まり、4試合が行われた。阪神は佐藤輝明内野手(22)がロッテ・佐々木朗希投手(19)から左翼席への先制2ランを放つと、八回には勝ち越し2ランを記録するなどいきなり2本塁打を記録。打撃面で修正を施すなどさらなる上を目指す中、チームの勝利と共に、後半戦に向けて新たな一歩を踏み出した。

 いつ後半戦が始まっても問題ない。エキシビション初戦で2発の花火を打ち上げた。集まった9174人のファンを喜ばせた、豪快なスイング。佐藤輝が圧巻の2本塁打だ。

 「オリンピック期間ですがファンの方々もたくさん見に来ていただいているので、みなさんの前でホームランを打つことができて良かったです」

 初回1死一塁。佐々木朗の初球、155キロ直球を完璧に捉えた。きれいな放物線を描いた打球は左翼席へ到達。交流戦では2打数1安打1打点だった“怪物対決”で、貫禄を示した一発だ。

 もちろんこれで終わりではない。「いろいろチャレンジしていく中で結果が出たんで、いいことかなと思います」。同点の八回、1死一塁から2球目の直球をバックスクリーン左へズドン。3本塁打を放った5月28日の西武戦以来となる複数アーチで勝機を高めた。

 後半戦へ向けて試行錯誤する打撃。「より正確に確率よく捉えるために必要なんじゃないかなというところで試しています」と、これまで、バットを握る際に左手の人さし指を浮かしていたが密着させるように変更した。

 打席に向かう際の登場曲も変更。これまでのももいろクローバーZの「吼えろ」ではなく、El Alfaaの「A Correr los Lakers」で打席へ。元阪神のゴメスら外国人選手がよく使用する歌手で、佐藤輝も負けず劣らずのパワーを披露だ。

 与えられた時間は有意義に使う。「しっかり試して後半戦から使っていけるようにやっていきたい」。後半戦の再スタートへ、さらなる成長を遂げる。

2023-11-05
2023-11-04
2023-11-02
2023-11-01
2023-10-31
2023-10-29
2023-10-28
2023-10-20
2023-10-19
2023-10-18

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス