阪神が逆転勝ち!大山が決勝の10号3ラン 雨中の熱戦を制す

 8回、勝ち越し3ランを放った大山を迎える梅野ら(撮影・飯室逸平)
 8回、勝ち越し3ランを放つ大山(撮影・高石航平)
 8回、右越えに勝ち越し3ランを放ちガッツポーズの大山(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト5-6阪神」(8日、神宮球場)

 阪神が雨中の熱戦を制し、逆転勝ち。4カードぶりの勝ち越しを決めた。

 先制は阪神。0-0の二回、先頭のマルテが左翼席へ15号ソロを運んだ。続く三回には2死二塁で糸原が左翼線に適時二塁打を放ち、1点を追加した。

 だが、2点リードの四回に先発・ガンケルがヤクルト打線につかまる。先頭・青木に中前二塁打を浴びると、続く山田、村上にも二塁打を浴びて同点に追いつかれた。さらに、1死二塁から吉田成に中前適時打を浴びて逆転を許した。それでも、この回以外は安定感ある投球で6回6安打3失点でマウンドを降りた。

 阪神の反撃は1点を追う八回。2死一、三塁で梅野が左前適時打を放ち、同点に追いつく。なおも2死二、三塁の好機。大山がカウント1-1から清水の甘く入った直球を捉えた。打球は右翼席へ着弾。10号3ランで逆転に成功した。

 直後の八回のマウンドに上がった岩崎が山田に2ランを浴びて1点差に迫られたが、九回はスアレスでなんとか逃げ切った。

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