阪神・佐藤輝 新人史上初の球宴選手間投票選出 7戦アーチなし…次こそ御礼弾打つ!

 2回、奥川と初対決する佐藤輝
 7回、左飛に倒れる佐藤輝
 2回、阪神・佐藤輝は空振り三振に倒れる(撮影・山口登)
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 「阪神1-6ヤクルト」(1日、甲子園球場)

 2年ぶりに開催される「マイナビオールスターゲーム2021」の選手間投票結果が1日、発表され、阪神からはファン投票で選出されていたドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が、新人では史上初めて選出された。梅野隆太郎捕手(30)もファン投票に続くダブル選出。5日に監督推薦選手が発表され、全出場選手が確定する。

 虎の怪物ルーキーに新たな“勲章”が加わった。佐藤輝が2008年から始まった選手間投票で、初めて新人ながら選出された。セ・リーグで坂本、鈴木誠に次いで3番目に多い353票(投票者数は756人)はプロの選手が認めた証しだ。「選手の方々からこうして選んでいただいたというのは、すごく驚いていますし、素直にうれしいです」と喜びをかみしめた。

 普段の試合前に行う打撃練習でも、対戦チームの選手が豪快なバッティングに熱い視線を送るのが恒例のシーンだ。本人も求められるものは分かっている。「ファンの方々が楽しみにされているのはホームランだと思うので、しっかり自分のスイングをして打てるように頑張ります」と意気込みを語った。

 “御礼弾”で期待に応えたかったが、不振のトンネルから抜け出せない。二回、先頭でシーズン103個目となる空振り三振に倒れると、五回の先頭では変化球を引っかけて二ゴロ。七回1死から高々と打ち上げた打球も左飛。DeNA、ヤクルトと続いた2カードで、21打数2安打と精彩を欠いている。

 23日・中日戦で19号を放ってから7試合アーチなし。2日からはマツダスタジアムで広島戦だ。対戦チームも球場も変わる。心機一転、節目の20号でモヤモヤを吹き飛ばす。

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