阪神 矢野政権初の貯金「8」 先制した試合は無傷12連勝

 「阪神6-0広島」(14日、甲子園球場)

 監督就任後、最多となる貯金8。虎党の16年ぶりVへの期待は膨らむばかりだが、阪神・矢野監督は「それは通過点やし。オレ自身そんなん何もそこに対する意識はない。数字は増えたり減ったりするもんやから」と冷静だ。

 まだ4月。まだ16試合。もちろん始まったばかりなのは分かっている。だが逆に言えば、この段階で早くも今季2度目の4連勝を決めて、貯金が8個もできていることが尊い。

 ここまで対戦した試合は5試合で0勝4敗という天敵・森下からのチーム初勝利も、今季の“必勝パターン”でもぎとった。二回に相手の失策でチャンスを広げ、ルーキー・中野の先制打。これでチームが先制した試合は12連勝。つまりここまでの勝利はすべて先制してリードを守り切っている。

 先制が中野なら、追加点も佐藤輝。「チーム内競争を激しくしてくれている。悔しい思いしているヤツもいるんでね。もともといる選手の意地とかプライドとかも合わさっていければ、よりいいチーム、強いチームになっていける」とルーキーが躍動する状況に指揮官は目を細める。

 「横浜からいい流れで来て、この勝ちはすごく大きい。ウチらしい野球ができる流れを、またみんなが作ってくれた」。今季初の5連勝、そして貯金9へ。勢いをさらに加速させていく。

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