阪神・サンズ 決勝弾含む2発&打率10割「これを維持できるように頑張ります」
「ヤクルト3-4阪神」(26日、神宮球場)
阪神が2年ぶりに開幕戦を勝利で飾った。
試合を決めたのは来日2年目のサンズだった。同点で迎えた八回2死。フルカウントから清水のスライダーを捉え、左中間席に決勝の2号ソロを突き刺した。四回にも小川から一時勝ち越しとなる1号ソロ。阪神の選手で開幕戦2本塁打を記録したのは1990年の岡田彰布以来、31年ぶり3人目。外国人選手では史上初となった。
ヒーローインタビューに立ったサンズは「うれしいです。ピッチャー陣も踏ん張ってくれていましたし、開幕戦勝ったのでうれしいです」と神宮の虎党と勝利を分かち合った。
1本目の本塁打を「小川投手もいいピッチングしていた。打てるボールが来たら打とうと思った。いい打球が飛んで良かった」と話、決勝弾を「九回しかないので、できるだ早くリードしたいと思った。いい球がきたのでいいスイングできた。投手陣もリードを保って終えてくれてよかった」と振り返った。
この日は二回にも右翼線に安打。六回には四球を選んでおり、3打数3安打2打点の猛打賞。「打率10割、2本塁打でリーグトップ」と向けられると、「今年、これを維持できるように頑張ります」と笑わせた。
昨季は外国人枠の都合で開幕2軍スタートだった助っ人。「タイガースファンのみなさん、厚い応援ありがとうございます。みなさんに優勝を届けられるように頑張ります」と約束した。
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