「オープン戦、阪神－西武」（１３日、甲子園球場）

　阪神・近本光司外野手（２６）がオープン戦第１号となるホームランを甲子園で放って同点に追いつき、ジェフリー・マルテ内野手（２９）が勝ち越しのアーチを描いた。

　１点ビハインドの五回１死走者なし。カウント２－１からの浜屋の１４１キロ直球をジャストミート。打球は右翼方向に一直線に伸びていき、そのままライトスタンドに着弾した。オープン戦４試合連続安打と波に乗る切り込み隊長が結果を残すと、続くマルテが逆転弾を放った。３ボールからの直球を一振り。会心の当たりは左中間スタンドへ着弾。客席の観衆は一気に歓喜に包まれた。

　近本は「１点負けていましたが、バッティングカウントでしっかりと一発で捉えることができて良かったです」。マルテは「風に助けられたけれど、良いスイングはできたと思うね。俺がヤルという気持ちをずっと持ってこれからも頑張るよ」

とコメントした。