阪神・チェン 移籍後初甲子園で1回0封 中4日で登板、3・31広島戦有力に

 力投するチェン
 6回、力投するチェン
2枚

 「オープン戦、阪神3-3西武」(12日、甲子園球場)

 阪神・チェンが2番手で移籍後、初めて甲子園のマウンドに上がった。1回無失点。「甲子園で投げられることはうれしい」。中日時代の11年10月2日以来3449日ぶりとなった聖地のマウンドの確認も完了。開幕5戦目の31日・広島戦(マツダ)での先発を託されることが有力となった。

 当初は開幕3戦目の28日・ヤクルト戦での登板が有力視されていた。予想通りなら前回登板した7日・ソフトバンク戦から中6日で、14日・巨人戦で登板するはずだった。

 だが、この日は中4日での登板。福原投手コーチは理由について「次の登板が空くので」と説明しており、開幕3戦目から予定を変更した模様だ。

 それでもシーズン初登板は、不安なく迎えられそうだ。六回から登板。先頭・森に四球を与えた後、続く山川をチェンジアップで三ゴロ併殺。「修正したい部分というのはしっかりできた」。本番につながる11球だった。

 先発ローテの布陣は整いつつある。ヤクルトとの開幕カードは初戦が藤浪、2戦目が青柳で、3戦目はガンケルらが候補に上がる。

 広島との2カード目は西勇と秋山が登板予定。チェンは右腕2人の間での起用が有力だ。2度目の登板では、今季甲子園開幕となる4月6日からの巨人3連戦も待ち受ける。この日、久々の聖地でつかんだものは確かな手応え。経験豊富な助っ人左腕が虎投に欠かせないピースとなる。

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