阪神・藤浪「修正」5回3失点 後輩・森に先制打献上も二回以降は無安打投球

 雨の中、力投する藤浪(撮影・高部洋祐)
3回、藤浪は打者・山川の時に暴投する(撮影・山口登)
 3回、走者・森は藤浪のけん制で帰塁する(撮影・山口登)
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 「オープン戦、阪神-西武」(12日、甲子園球場)

 阪神・藤浪が、開幕投手に決まってから初先発して5回を3安打3失点。初回に3連打などで3点を先制されたものの、二回以降は無安打に抑える内容を見せ「何とか修正してやれたんじゃないかと」と振り返った。

 大阪桐蔭校時代、甲子園春夏連覇を達成した2012年にバッテリーを組んだ1学年後輩の西武・森らと対戦。初回に森、山川、栗山のクリーンアップに3連打されるなどして3点を先制された。

 まずは初回。1番・金子をカウント2-2から6球目で外角高めへ154キロの直球を投げ込み空振り三振。ただ、2番・鈴木を四球で歩かせ1死一塁に。ここで打席は森。大阪桐蔭校時代、甲子園春夏連覇を達成した2012年にバッテリーを組んだ1学年後輩に対して低目の直球を捉えられ先制の左越適時二塁打を許した。

 さらに4番・山川に左中間への適時二塁打。続く栗山に中前打を許して1死一、三塁とすると、外崎に右犠飛を許し3点目を奪われた。

 二回は難なく3者凡退。三回1死、この日森との2度目の対戦では四球を与えたが、後続を寸断。直球、カットボール、スプリットの感触を確かめるように投じたこの日の81球だった。

 この日は、相手先発・高橋光との“甲子園V右腕”同士の投げ合い。藤浪が甲子園で最後に勝利投手となったのは、オープン戦を含め、2017年4月27日・DeNA戦となる。

 あくまで照準は開幕戦となる3月26日のヤクルト戦(神宮)。藤浪がプロ9年目で初の大役を務める。

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